こんにちは。
皆さんは旅行が好きですか?趣味を聞かれて、「旅行」と答える方も多いと思います。
かくいう僕もその一人。高校生の時に初めてアメリカへ行って以来、すっかり海外旅行のとりこになっています。今回は、旅行の魅力や、僕が海外旅行をおススメする理由をいくつかご紹介していきます。
あくまで個人的な意見ではありますが、旅好きの方に少しでも共感して頂けると嬉しいです。
僕の旅行歴
学生時代
まず、僕がこれまで行ってきた海外旅行について簡単にご紹介します。
まず、高校生の時に研修旅行で3週間程アメリカに行きました。これが人生初海外でした。生まれて初めて異国の地を踏み、言葉も分からない中、これまで見たことのない街や人や食べ物に出会う。右車線の道路もNYの黄色いタクシーも金髪美人も確実に太りそうなどデカいハンバーガーも、全てが新鮮で3週間ずっと感動しっぱなしでした。この感動が、その後の旅行の原動力になっているのは言うまでもありません。
次に、高校を卒業した春休みに台湾へ2週間ほど行き、タピオカの美味しさを知りました。日本からも近く、また文化も少し似ているところを感じながら、快適に過ごした記憶があります。台湾では美味しいものに出会い続けた印象が強く、個人的にまた行きたい国ランキングTOP3に入ります。
大学生になり、2年目の夏休みはドイツで過ごしました。フランクフルトの近くの村に農業を営む知り合いがおり、住まわせてもらいながら畑の作業を手伝う日々でした。また、この期間に、その知り合いの用事にご一緒させてもらう形でロンドンとパリにも行きました。
実は、僕は以前よりフランスに憧れがあり、この時のパリ行きは願ってもないことでした。大学生の内にフランス留学を予定していたので、早かれ遅かれ訪れていた国ではありますが、飛行機の中からパリの街が見えた瞬間に、「夢が一つ叶った」と思ったことを鮮明に覚えています。
そして、3回生が終わり、予定をしていたフランス留学…だったのですが、ビザの手続きを失敗してしまいます。紆余曲折ありましたが、結局4月から9月末までまたフランクフルトでお世話になり、10月から4月頭までをフランスのルーアンという街で過ごしました。本当はフランスで1年間暮らしたかったのですが、苦渋の決断でした。しかし、結論から言うとこのドイツ滞在には本当に救われました。この辺りの話については別の記事で詳説します。
さて、ヨーロッパの最大の魅力は何といってもその近隣諸国へのアクセスの良さ!EU圏内は入国審査なしでバスや電車、車で手軽に海外旅行ができちゃいます。僕も、この1年間のヨーロッパ滞在の間に、数カ国を回りました。もっといろいろ行きたい気持ちはありましたが、お金や語学学校との兼ね合いで行きたかった全部の国には行けませんでした。
帰国後、日本で4回生となりましたが、その夏もまたドイツへ。今回はその知り合いの仕事のお手伝いという名目だったので、パリで日本人グループのガイドをしたり、チュニジアへフランス語の通訳として同伴したりしました。結局この年も忙しく、個人の旅行はイタリアの友人を訪ねてベローナとベネチアへ行ったのみでした。
大学卒業旅行は学部の友人と韓国へ行き、ツアーでネパールへ行きました。
社会人
社会人になるとなかなか自由な時間が取れず、旅行はめっきり減ってしまうと考えていた僕は、そんな不純な動機から海外出張へ行けそうな企業に就職して働いていました。ベトナムのハノイへ、幸運なことに初年度から数回出張へ行かせてもらいました。そして、社会人1年目の2月に、有給休暇をありったけ投入して1週間の休みを錬成し、ドバイへ旅行に行きました。旅行前後の会社での業務は地獄絵図でしたが、今まで見たことのない未来都市、世界一のものに溢れている街で、素晴らしい体験ができました。ドバイもまた訪れたい国個人的TOP3に入ります。
その後、夏を前に僕は会社を辞めて、またまたドイツで知り合いのお手伝いをすることに。この時もチェコやスイスなどを訪れました。
ズバリ!旅行をおススメする理由とは…
旅行には人それぞれの楽しみ方があり、たくさんの魅力があります。
僕が旅好きになった理由でもあり、旅を強くおススメする理由は、大きくまとめて以下の3点です。
・自分の可能性や伸びしろを発見できる
・費やしたお金以上の体験や出会いがある
・いろんな国に行ったという自己満足感
それぞれ少しだけ掘り下げて書いてみます。
自分の可能性や伸びしろを発見できる
皆さんに同じとは限りませんが、、僕は同じ環境にずっと身を置いていると、向上心がだんだんと薄れてきて現状を維持するだけの日々を送りがちです。学生時代であれば、講義を受けて、バイトをして、単位を取るためだけに課題をこなして試験勉強をしていたし、社会人になっても仕事に疲れて冒険心や探求心が無くなり、同じ日々の繰り返しになっていました(趣味の山登りはしていましたが)。僕は、昔から外国語の勉強が好きで、現在はドイツ語を改めて勉強し直していますが、それも日本国内だけの生活では使用する機会が少なく、モチベーションを失いがちです。
一度旅に出ると、毎日のタスクから解放されて普段考えないようなことを思いついたり、勢いに任せて普段しない決断ができたり、自分自身の意外な積極性に気付くことがあります。また、海外に行くと、外国語を4カ国語も5カ国語も喋る方がざらにいます。普段のコミュニティ内では、自分は英語ができる方、フランス語の成績も良かった方と思っていても、海外で人に出会っているとそんな現状は吹っ飛んでしまいます。海外での「外国語ができる」は日本の「その外国語を使って旅行ができるかな」とかいうレベルではありません。余りの力の差に、これまで何度も衝撃を受けてきました。そして、この現地でのリアルな外国語事情を見て、もっと勉強せねば!と決意新たにすることができるのです。
普段のコミュニティの中だけでは、自分はまだやれる!という刺激を受ける機会はあまり多くないと思います。行き詰った時や、変わらない日々に不安を感じ始めた時には、エネルギーやモチベーションの補填ができる旅行がおススメです。
費やしたお金以上の体験や出会いがある
これは、他の旅好きの方からもよく聞く言葉になります。
旅行に行きたいという気持ちは常に皆さんにもあると思いますが、いざ旅行しようとしても、かさばる出費や日程などによって二の足を踏んでしまうことがあります。飛行機で移動となる海外旅行はなおさらです。
ですが、旅行の醍醐味は、なんといってもお金に変えられない体験や出会いです。日本では食べられないもの、買えないもの、日本にいたら出会うはずのなかった人々...
僕もこれまで、数えきれないほどの素晴らしい景色を見て、美味しいものを食べて飲んで、たくさんの人々に出会ってきました。今での旅行で、使った金額を後悔したことは一度もありません。最近はオンラインショッピングのおかげで、世界中のモノを購入できる時代ではありますが、それでも手に入りにくいものや、現地で買えば価格がぐっと安くなるものはたくさんあります。各国の有名な景色や観光スポットは、いくら大画面高画質のテレビで見ても、やはり自分の目で見る感動を超えることはないと思います。
だからこそ、自分の足で旅をして美味しいものや綺麗なもの、珍しいものを探してみたくなるのかもしれません。
お金に変えられない貴重な経験ができる旅行、ではありますが、できる限り出費を抑えたいというのは全人類共通の願いでしょう。他のページで、僕の実践している旅行費節約術もご紹介するのでそちらも気になる方はチェックしてみて下さい。
たくさんの国に行ったという自己満足感
個人的には、結局はこれが一番かもしれません笑
テレビを見てても、インスタを見てても、自分の行ったことのある国や街が映るとわくわくしますし、同じ国にいったことのある友人知人と話をするとすごく盛り上がります。できるだけ多くの国に行った方が良いという話ではないですし、旅行の時にはそんなこと考えもしませんが、ふと自分の旅行歴を振り返った時に、自分で感慨深いものがあります。旅行の後、写真を見て滞在を振り返ったり、現地で食べた美味しい料理を家で作ってみたり、そういう時間はとても幸せな気分になります。
また、いろんな国や地域に行くと、それぞれで全く違う文化や慣習に触れることができ、多少のことでは驚かない度胸とイライラしない忍耐力が身に着きます。ご飯を手で食べたり、毎日決まった時間に礼拝の放送が町中に流れたり、高速道路を200kmで走ったり、日本に存在しない日常が他国には存在しています。フランスでは電車が予定より1時間遅れて駅に入ることもありますし、ストライキで飛行機が飛ばないこともありました。そのような不測の事態でイライラしたり、ストレスを抱えても何もいいことはありません。落ち着いて、次の取るべき動きを考えるしかないのです。
話が逸れましたが、自分のトラブル対応力や忍耐強さが徐々に伸びてきたのは、海外旅行で様々な文化を見てきたからだと感じています。このようなところからも、僕はいろんな国を見てきて良かったなあと思いますし、もっといろんな国を見てみたいと思うのです。
海外旅行のトラブルについて
正直に言って、海外旅行、特に行き慣れていない国でのトラブルは付き物です。トラブルの種類にはいろいろなものが考えられますが、主に以下のようなトラブルが多いかと思います。
・落とし物やスリの被害
・フライトや電車、バスの乗り間違いや乗り遅れ
・迷子
・体調不良やケガ
・同行者とのケンカ
せっかくの旅先でトラブルに会うと、その後の旅程に支障が出たり、楽しい雰囲気が崩壊したり、旅行が台無しになってしまうこともあります。
このようなトラブルを防ぐための簡単な対策をご紹介しますので、旅行の際は参考にしてみて下さい。
落とし物やスリの被害
国を問わず多い印象です。ポケットやカバンに入れていたはずの財布やケータイが無くなったり、夢中で写真を撮っている間にカバンが無くなったり...
まず、大前提として、大事なものは肌身離さず持っておくことが基本です。日本のように、お店でカバンを置いて席取りをして…というのは通用しないことが多いです。少しでも荷物から目を離すと盗られる可能性があるという意識を持ち、大事なものは自分で守ることが大切です。荷物の落とし物や置き忘れも同じです。
スリの対策としては、
・ショルダーバックを前側にかけてすぐ見やすいようにしておく
・暑くない時期であれば、ショルダーバックの上からアウターを羽織る
・不必要な金額のお金やカード類は持ち歩かない
といった対策があります。なんにせよ、隙があれば盗られるという意識を常にすることが重要です。
フライトや電車、バスの乗り間違いや乗り遅れ
これもよく聞きますし、僕もやります。空港から市内へ向けて行くはずが反対のラインに乗っていたなんてこともあります。
海外で、しかも地方の街へ行くと、英語表記がなかったり、駅員さんが英語を喋れないというケースも多々ありますので、下調べは必須になります。必要な情報としては、
1. 出発駅と到着駅の名前
2. 使用するラインの両端の駅名(~方面の確認です)
3. 番線があればそのラインの番号やアルファベット
4. チケットの買い方と必要な手続き
意外と見落としがちなのが、2番と4番です。行先の駅名をメモしても、駅でどちらの方向の電車に乗ればいいか分からない、案内表示を見ても欲しい情報が見つからない、ということもあります。自分の使うラインの始発と終着の駅名も控えていると、どちらの便に乗ればいいかがすぐに見つけられます。
また、4番も重要な情報になります。以前、ドイツへ旅行にきた知り合いが、チケットを買って電車に乗っていたら、改札を通していないという理由で罰金をとられたことがありました。日本のような、チケットを通さないと入れない改札ではなく、乗る前に各人が通すための小さい機械が設置されているなど、特有のシステムがある場合があり、罰金を取られるなどのトラブルにもなりえます。また、駅で券売機の操作が分からず、乗りたい電車を逃すパターンもあるようなので、こちらも下調べが必要ですね。
迷子
地図を読み間違えたり、教えてもらった情報が間違っていたりして、迷うことも多いようです。インターネットが使えない場合には、必ず紙のマップを持参して、街の中で目印になるようなものは事前にチェックしておくと良いでしょう。また、自分の宿泊先へ戻るためのルートは必ず確認しておきましょう。街の目印になる建物や公園から、東西南北を予め確認しておくだけでも迷子のリスクはぐっと低くなりますよ。
体調不良やケガ
幸い僕は今まで、旅程に支障が出る程の体調不良やケガはありませんでしたが、発生すると深刻なトラブルの1つです。特に多いのが、合わない食事による嘔吐下痢や発熱です。東南アジアや南米での発生が多いイメージです。エキゾチックな料理を前にワクワクが止まらないのは分かりますが、不安のある人は事前にネットで評価を調べたり、トイレの場所を先に確認しておいたり、自分の宿泊施設に近いレストランで食事をするなどの自己配慮が必要です。
また、気候が温暖な地域では、室内外の気温差が激しいところがたくさんあり、外の熱気と室内の冷房の気温差で体調を崩す場合があります。室内の温度も考えて、上着を持参するなどの対策が有効です。
万が一の体調不良やケガの場合には、病院に行かなければ行かないケースもあります。自分で病院に連絡できない場合は、迷ったり我慢をせずに迅速に周りの人に助けを求めましょう。また、旅行出発前の保険の加入はしておいた方が安心です。
同行者とのケンカ
これも意外と多い印象です。普段仲の良い友達同士、恋人同士で海外旅行に行く場合でも、普段感じないストレスを感じてケンカに発展することもあります。
グループの1人がトラブルに会い、その後の旅程に支障が出て仲間割れするなど、やはり現地でのトラブル由来のケンカが多いようです。これを防ぐためには、現地でのトラブルを最大限に回避することが重要でしょう。
最後に
自分の思う旅の良さやトラブルについてつらつらと書きましたが、如何だったでしょうか。
近年では、インターネットやアプリ、雑誌などのおかげで簡単に旅情報を入手することができます。誰もが手軽に海外旅行にいける時代になっていますし、今回取り上げたようなトラブル事例や対策方法も多くの情報が発信されています。
トラブルが付き物の旅行ですが、そのトラブルでさえも適切な対処ができればいい思い出となります。何より、旅行先で新しく出会う国や文化はたくさんの学びと感動を与えてくれます。
皆さんも、気になる国や街があれば、思い切ってぜひ足を運んでみてください!
快適な旅のため、トラブル予測と対策はしっかりするようにしましょう!
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